ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ・ソナタは、しばしば「子どもには弾きやすく、しかしピアニストには極めて難しい」と言われます。
その理由は、装飾や誇張に頼らない純度の高い音楽性と、「歌」と「理知」が高度に融合している点にあります。
本講座では、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を通して、その構造・様式・表現の本質を徹底的に読み解いていきます。
ショパンへと繋がるモーツァルト
フレデリック・ショパンは6歳の頃から、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハとモーツァルトの作品を中心に学び、当時一般的であったエチュード中心の教育を受けていませんでした。
- バッハから:音楽の深さとポリフォニー
- モーツァルトから:「似て非なるもの」の美、エレガンス、そして革新性
これらはショパンの全作品に通底していますが、特にピアノ・ソナタにおいては、モーツァルトの影響が顕著に現れています。
本講座では、
「モーツァルトを知ることが、ショパン理解にどう繋がるのか」
という視点も明確に提示していきます。
この講座で得られること
- モーツァルト・ソナタの構造的理解
- 「シンプルであること」の本当の難しさ
- 音楽における“粋”とエレガンスの本質
- 楽譜の読み取りから始まる表現の構築
- ショパン作品への理解の深化
講座のアプローチ
本講座では、先入観や既成の解釈にとらわれず、
「自由な心で、楽譜に忠実に向き合う」
という姿勢を重視します。
過去の経験によって「知っているつもり」になっている耳と感覚を一度リセットし、
モーツァルトの音楽が持つ本来の美しさと本質に立ち返ります。
こんな方におすすめ
- ショパン作品を学んでいる方
- モーツァルトの演奏に行き詰まりを感じている方
- 楽譜の読み取り力を根本から高めたい方
- 音楽表現の本質を再確認したい方
形式
- 動画配信(オンライン視聴) 14講座
- 好きな時間に繰り返し学習可能
- 1講座につき、4,000円
- 一括 56,000円
モーツァルトの楽譜と真摯に向き合うことは、
「音楽すること」そのものの本質に触れることでもあります。
本講座が、皆様の耳と感性を研ぎ澄まし、
新たな音楽理解への扉となれば幸いです。